保護すること

可哀想だからご飯をあげる事とは違います。
彷徨う犬・猫は、助けてくれる優しい人を信じています、信じようとします。
一度関わったならば、その期待を裏切るような行為はしないでください。

一食だけの関わりを望む子は別としても、
2度3度と繰り返し、貴方の善意を待つようになれば、
「後は知らない」では済まされません。

貴方を信じて待っているのであれば、どうぞ裏切らないでください。
外飼いであっても、自ずと信頼関係が存在します。
関わった命は、必ず終生面倒を見てあげてください。

もし、その犬・猫が捨てられた経験を持っているようであれば、尚更です。
また、人を疑っているなら、人の優しさが『信ずるに足るもの』であることを、
ぜひとも教えてやっていただきたいと思います。

人は、犬・猫よりも優位に立ちます。
守ってやらなければならない命がそこにあるならば、人と関わったことで、
その短い一生が満たされるような、関わりを持ってくださるように望みます。
そして、不幸な子が増えないように不妊手術を授けてあげてください。

それが出来ないのであれば『自然淘汰』を望むより、他に道はありません。
安易にご飯のお世話をすべきではありません。
厳しい言葉になりますが、それが不幸な子を生み出さないことに繋がることを、
お忘れにならないでください。


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