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愛犬・愛猫の子どもが欲しい・・・こうして偽ブリーダーは生まれてきます。 これは純血種に限ったことではありません。 飼い主にとって、愛犬・愛猫は我が子ですから、孫の顔を見たいものです。 しかし、生まれてくるすべての子たちが、親子一緒に暮らせるとは限りません。 手放される子たちの行く末を安心してお任せできる方が決まっていないような、 自家繁殖はすべきではありません。 現日本において、犬・猫を飼育できる環境にある人口は限られています。 不幸を背負ってしまった子たちが、 『里親さんに巡り会うチャンス』を与える意味においても、 貴方の飼い犬・飼い猫には、どうか出産させないで下さい。 特に純血種の場合は『命=お金』とお考えもあるかもしれません。 純血種に魅了され、その素晴らしさを伝えたいというお考えもあるかもしれません。 しかし、純血種であっても捨てられます。 現に保健所には純血種も沢山いるのです。 無責任な飼い主であれば、たとえ高額で手に入れた犬・猫であっても不幸になります。 血統や金額に関係なく、不要になればモノのごとく捨てられるのです。 また、純血種の繁殖には、それぞれの遺伝的特質の知識が必要です。 これらをなおざりにして、『可愛いから』『お金になるから』と、 繁殖すべきではありません。 孫の顔見たさに安易に出産させることは、 『望まない命』を繋ぐ可能性があることを、今一度お考え頂きたいと思います。
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