不妊・去勢手術の必要性

完全室内飼育であっても、外飼いの犬・猫であっても、
フラッとやってくる子であったとしても、
もしも可愛いと思うのなら不妊・虚勢手術を受けさせてあげてください。

愛犬や愛猫を閉じ込めて、完全に異性との接触を絶つことができたとしても、
動物の自然な本能である<発情や生殖><メスを追い求めるオスの習性>、
までは抑えることはできません。

また無理に異性と引き離すと、大きなストレスを与えることにもなります。
発情期であるために問題行動を起こし、
飼い主さんから嫌われてしまう子達がいるのです。

望まない命を生みださないためは勿論の事ですが、
<発情期と喧嘩>は切っても切れない関係ですから、
不妊・去勢をすることで怪我や感染症に関わる機会を減らすことにも繋がります。

これは室内飼育だから大丈夫・・・と言うことではありません。
不慮の出来事で迷子になった犬・猫を探していらっしゃるケースは、
誰の上にも起こりうる事です。
不妊・虚勢手術をしていなければ、その危険は絶えず付きまといます。

母親は、出産、子育てのために命を削ります。
出産回数が増えれば、体へのダメージも大きくなるのは当然です。
メスならばもちろんのことですが、オスであっても虚勢手術はすべきです。


毎日新聞:04.1.31関連記事


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