末梢神経で感じ取った情報(ストレスとストレッサー)は・・・・・脊髄から脳に伝わり、
脳で分析し、その対応方法を脳から脊髄を介して末梢神経に伝えることで
生体恒常性:ホメオスターシスが働きます。
おさらいするとこんな感じです。(*^_^*)

間違ってはいけないポイントとして、こうした関係は皮膚表面にとどまらず内臓も同じです。
内臓もストレッサーによるストレスダメージを受けます・・・よ・・・・・ね?!
避けたくても指先みたいに避けられないところが内臓の可哀想なところ(T-T)
こうした情報のやりとりは、連結し合う様々な神経細胞たちによる信号リレーで行われます。

神経細胞の情報伝達は常に一方通行であるため、樹状突起で繋がっている2つの神経細胞のうち、
送り出す側を「前シナプス」 受け取る側を「後シナプス」 と 表現します。
シナプス(軸索終末)を覗いてみるとこんな感じです(*^_^*)

なんと!! ・・・・・ミトコンドリアがいます(^^)
これが神経細胞も「フツーの細胞です」とお伝えしている理由の一つです。
脳が活動するための栄養はグルコースに限られているため、
ATP産生のためのミトコンドリアも多いのです。
血管から取り入れる栄養とATPから供給される活動エネルギーで、
樹状突起や軸索を伸ばして活動しています。
腹ペコでは神経細胞もまともに働けないのです。
おさらい画像です。

後シナプスで受け取った伝達物質は、
細胞体から伝導の役割を持つミリエンとランビエの絞輪を通じて
シナプスに送られます。このシナプスは次の伝達のための前シナプスになるわけです。
この「ミリエン(髄鞘)」と「ランビエの絞輪」は、
伝達スピードをも調整できる電線のような役割です。
心臓がカルシウムの移動によって発生する電気で勝手に動くことと同じように、
神経細胞達も電気の力で次の細胞に情報を伝えています。
カルシウムやナトリウムは・・・・・・・・・・
人や動物にとって必須ミネラルの一つですが、骨や歯を構成しているだけではなく、
カルシウムイオン(ca2+)としてシグナル伝達のための
メッセンジャーの役割があります。
従って、不足すれば神経細胞も正しく働きません。
このしくみは心臓も同じです☆
シナプス小胞から神経伝達物質が飛び出すことが出来るのも、
ミトコンドリアが保持しているカルシウムイオン(ca2+)によるシグナルのおかげです。
長年を通じてお寄せ頂くご相談内容を振り返っても
如何にカルシウムが大事か、如何に多くの疾患とカルシウム不足が関わっているか・・・。
シッポ達に与えているダメージを思うと、チョット震えてしまいます・・・・・・・。(||゚Д゚)ヒィィィ!
こうして、脳の神経細胞たちも他の臓器と同じ「ゴハンからの栄養」を受け取って
働いているのですね。
その運搬は、やっぱり血液が担っています。(*^_^*)
身体は一つなんですね。
食べたゴハンの栄養は・・・・・・
脳にも等しく送り届けられ、利用することで発生する害となる物質は捨てられているのです。
次のページでは、脳と血管のついてサラリとお伝え致します☆