1ホメオスターシスとは 入門編

ホメオスターシスとは、
アメリカの生理学者 W.キャノンが、主著『人体の知恵』のなかで提唱した生物学上の概念。


概念ですから、私たちはこれを実際に確認することは出来ないのですが、
今、抱えている「症状や病気」と 身体の「全ての機能」が深く関わっているため
自然治癒を望む私たちにとって外すことの出来ない考え方です。

深く関わっているからこそ 毎日の暮らしに“ホリスティック” や
 “医食同源” の考え方が重要であり、
理想的なホメオスターシスが手に入れば自然治癒が可能になるのです。



本来、症状や病気は突然始まるわけではありません。
必ず発端となる原因が有り、それを修復できなかった結果です。
自然放置で風邪が治ることと同じですネ。
この「修復作業」がホメオスターシスの役割と申し上げても過言ではありません。



聞き慣れないホメオスターシスの言葉ですが、人もネコさんもフェレットちゃんもワンちゃんも
は虫類や虫たちにも 進化の度合い に応じて備わっている機能です。

その病気が何であっても・・・・・・
 ホメオスターシスさえシッカリ支える事が出来れば、、、、
 ホメオスターシスの働きを妨害しなければ、、、、、、
自然治癒は思いのほか・・・・・簡単に手に入ります。(*^_^*)


西洋医学とホリスティックの考え方が結びつきにくいことと同じように、
西洋医学とホメオスターシスも結びつきにくいモノなのですが、
「食べる⇒生きる」事においては共通です。

この「食べる」が実はホメオスターシスに直結しています。

必要なモノをキチンと食べて、自分の力で治って貰いたいというNinnaNannaの食育の根幹が
この「ホメオスターシス」の維持や強化にあります。

先生方が忘れがちなホメオスターシスを、ぜひ貴方の大事な命のために知っておいてください。





ホメオスターシス(ホメオスタシス)とは

アメリカの生理学者 W.キャノンが、主著『人体の知恵』のなかで提唱した生物学上の概念で
日本語では生体恒常性と訳されています。

 生体内の諸器官は、気温や湿度など外部環境の変化や、体位、運動などの身体的変化に応じて
 統一的かつ合目的性をもって働き、体温、血液量や血液成分などの内部環境を、
 生存に適した一定範囲内に保持しようとする性質があり、
 内分泌系と神経系による調節がそれを可能にしているとし、
 この性質をホメオスタシースと名づけました。



アハハハ・・・・この説明じゃ、サッパリ・・・・わからんチンですよね(^_^)




まずは この図で 大きな枠組み として覚えてください。


健康で快適なときは・・・・・
 【神経と内分泌と免疫】は最小限の力だけで作用し、現状を維持するモノなのですが、

健康で快適な身体にひとたび外的ストレスや内的ストレスが加わると・・・・・
 「健康で快適な状態」に戻るように【神経と内分泌と免疫】の機能を上げる作用が
自然に働きます。

この【神経と内分泌と免疫】の連携作用をホメオスターシスと言います。
 生体恒常性=身体が健康で快適な状態を常に維持するための働き です。


簡単に申し上げると「元に戻すために身体が勝手に行うあの手この手」 と言ったところです。

何の意識もせずに身体が勝手に働く作用ですから「気がつけば治っていた」が起こります(^^)v
日常茶飯事・・・何方でも、どのシッポちゃんでも、年齢や病気に関わらず、
この作用が働かなければ死んでしまいます。 


 ホメオスターシスがちゃ~~~~んとが働けば、
 その病気は「芽」の内に摘み取れます。

 ホメオスターシスがちゃ~~~~んとが働けば、
 その病気は快方に向かいます。

 ホメオスターシスがちゃ~~~~んとが働けば、
 自然治癒力が働くのです。


これがホリスティックで考える病気の治し方であり、
そのための「食べ方」が医食同源の真に意味する所です。




ですが、、、、病気を治す奥の手 ではありません。
ホメオスターシスは生命を維持するため作用のことですからお間違えなくね。

維持するための作用ですから、
自律神経と内分泌と免疫が一緒に頑張ることで 維持できれば 治るのです。(*^_^*)



こんなホメオスターシスを理解するには、
 ・ストレス
 ・神経
 ・内分泌
 ・免疫
 ・ホメオスターシスが行っていること
 ・ホメオスターシスの原動力=栄養
を、正しく知っておかなければなりません。


このシリーズでは自然治癒を目指すときの身体が持つ底力として、
NinnaNanna流ホメオスターシスについてお伝えしたいと思います。