迷子について

愛するわが子を何がしかの理由で行方不明にし、
探していらっしゃる方の 心の痛みに触れられた事がおありのこと思います。

動物達は多少の変化にも敏感で、
突発的な刺激で<脱走・迷子>と呼ばれる行為に到ることがあります。
しかし多くの場合、飼い主さんの日頃の注意次第でこれを防ぐ事が可能です。

脱走のきっかけになりやすいのは、、、

・発情期
・引越し等の環境の変化
・カミナリ
・台風
・踏み切りの音
・車(バイク)の不意のエンジン音
・本能(死期が迫った時に本能的に身を隠そうとする事があります。)
・興味から(首輪や鎖を外して抜け出し、戻れなくなること)

*脱走という名を借りて、わざと逃がすことは遺棄(法に反します)に当たります。


【犬の場合】
散歩中の場合が多いようです。
また夜間一人で外にいる際に怖い思いをすれば、逃げ出したくもなるでしょう。
夜間はなるべく玄関などに入れてあげてください。
家族の気配を身近に感じるだけでも安心することができ、
夜鳴きや遠吠えもなくなります。


【猫の場合】
家族同士の喧嘩さえもが脱走のきっかけになります。
神経質で、臆病が猫の本質です。
猫は必ず家に戻る・・・と誤解されている方もいらっしゃるでしょうけれども、
脱走し、自発的に戻ってくる確立は低いとお考え下さい。
但し、猫の場合1、2週間程度は、必ず近くに身を潜めていますので、
その間であれば、発見も早いと思われます。
あらゆる努力をなさってください。

室内飼育であれば、飛び出した外の世界は、もはやテリトリーではありません。
右も左もわからず怯えているだけで、積極的に戻ることは不可能です。

外出する猫であれば、テリトリー外に出てしまい、
戻ってこられなくなることも想定しなければなりません。
少なくとも初めての発情期前には不妊・虚勢手術をしなければ、
その確立は高いものになってしまうことでしょう。


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