***ホメオスターシスとは?***



生命恒常性維持機能のこと


    



聴きなれない言葉ですが、ぜ〜〜〜んぜん、難しいことではありません。

たとえば・・・
ご飯を食べれば自然に消化と吸収のための臓器が動き始め(自立神経系)
必要な各種酵素が分泌されます。(内分泌系)
でも、同時に入ってくる細菌やウイルス、有害物質は排除しようとします。(免疫系)


コレは意識して出来ることではなくて、ひとりでになってしまうこと ですね。

ホメオスターシスとは、健全に生きる為に
 <ひとりでに、自然に、勝手になってしまう維持機能> 
 言い換えれば・・・これこそが 命の根幹 なのです。


 
 
  健康お墨付きネコちゃんをレベル100として。

A

B

C

D

A〜Dまでのネコちゃんは・・・見た目の元気さは同じだけれど
ホメオスターシスの3つのバランスがそれぞれ違います。
この違いが『異なる病気』となって現れます。
ホメオスターシスは、いかなる時もバランスを取ろうとしますから
A〜Dは実際には非現実的な表現です。
ホメオスターシスがバランスをとる前に潜在するイメージ としてご覧下さい。




ホメオスターシスはこんなことをしています。


塩分を沢山摂取すると、必ず喉が渇いて水分がほしくなります。
これは余分なナトリウムを排泄させる為。

足りないカルシウムが骨から溶け出すのも
 体内PHを整えたり、神経を正しく働かせる為。

食べられなくなれば、蓄えられた脂肪はもちろんのこと
 筋肉でさえ、生きる為の糖に分解し使います。

微量栄養素が不足すれば、猫砂はもちろんのこと、
 おもちゃでさえも獲物と錯覚し、口にします。



どんな人であれ、どんなネコちゃんであれ
 間違った遺伝子を持つ細胞の発現は
 時と場所を問わず誕生から死に至るまで絶え間なく繰り返されますが
 それを免疫細胞が常に監視し、攻撃することで癌化する事を防ぎます。

異常があれば、炎症(痛み、痒み、腫れ、発熱、)として
 場所と程度を知らせてくれます。



血糖値が落ちてくるとお腹がすいてきますし
肉体疲労があれば、眠くなります。
寒ければ震えてしまいますし、やがて風邪も引きます。





こんな風に・・・
生まれて死ぬまでのあいだに、私達やネコさんの体の中では
書ききれないほどの様々な要求と排除、時には戦いが繰り返されて
漸く一定の健康レベルが保たれています。


たとえば・・・・
通常では生きていられない検査数値を出しているネコちゃんが
辛いなりにも一所懸命に生きてくれる&生きられるのは
徐々にその重篤な環境に対応できるような体内バランスを
ホメオスターシスが作り出し、尚且つ維持してくれているからであって
或る日突然・・・健康なネコちゃんが同じ状況に追い込まれると
同様の生活を送ることは到底不可能です。
 これはつまり・・・
 ホメオスターシスが三つ巴になってバランス調整を取ってくれるための
 <時間の有無>に由来します。


たとえば・・・・
食べてくれさえすれば、退院できるまでに回復できても
自発的に食べられないため継続入院の必要があるネコちゃん・・・。
強引につれて帰ると少しずつでも食べ始めること出来たりします。
病院では強制給餌のはずが、お家では違う!
 これもホメオスターシスです。
 安心→食欲=神経系と内分泌・・・簡単でしょう??
 後は心の平穏と共に身体も回復するだけです。



では、私達の場合・・・
気が張っている時って、風邪を引きにくいと言われること。
 心=副交感神経に引きずられて、全ホメオスターシスが
 同じレベルを無理やり維持させられている状態です。


 これは自律神経の一方である副交感神経の極端な緊張が
 相方の交感神経を引っ張り、内分泌を無理やり働かせ
 さらには免疫力を引っ張り上げているわけです。

 ですから「ホッとしたら・・・・いきなり熱が出た。でもすぐ治った。」
 ・・・自律神経のヤンチャに引きずられた免疫が
    限界サインをだして怒ったわけです。

 「やり終えたら、体調を崩し、復活に時間がかかった。」なんてことも。
 ・・・気がつけば、全身ボロボロだったのですね。
    目的を達成する事によって緊張しきっていた自律神経が開放され
    内分泌や免疫系が疲弊しきっていたことに気付かされたわけです。
    度々繰り消していらっしゃる方は、どうぞお大事に。



 緊張すると、胃が痛くなったり、お腹の調子を崩したり
 こうしたことを繰り返すと、その事自体が不安の元になり
 心身のダメージは、やがて勉強や仕事にまで支障を来たすこともあります。
 社会的に大きな責任を担う年頃に、それまでには無かったアレルギーが
 突然に襲い掛かることもあります。
 ・・・神経系、内分泌系、免疫力がそれぞれに関わっていることで
    一旦踏み込んでしまったこうした世界は
    どこから治療に当たれば良いのでしょう?
    沢山のお薬を持ち歩かなければなりませんよね。



こんな風に・・・
場合によっては、卵が先か鶏が先かのところまで追い込まれ
良くも悪くも、ホメオスターシス:三つ巴の力の大きさを思わずにいられません。







ホメオスターシスは・・・
心と身体の両面から全身バランスを保とうとする<内なる命の底力>。
そして獣医療が届かないところにある力です。


ネコちゃんたちのホメオスターシス領域に触れられるのは獣医さんではありません。

ネコさんは特別繊細な動物ですから
ホメオスターシスの自律神経系が病気の引き金になりやすいことは言うまでもなく。
“ゴロゴロ・・を引き出す愛情”が、最初の扉の鍵になるのかも知れません。
その鍵は・・誰の手の中でもなく、
   いつも貴方の手の中にあるはずです。








ホメオスターシスに頑張ってもらうには・・・


おさらいです・・・。
免疫系・内分泌系・神経系の三つ巴天秤の維持システムを
ホメオスターシスと呼び、体の中では常にこのホメオスターシスによって
書ききれないほどの維持機能を常にバランスよく保ちながら
生涯にわたって健康を司っています。



何らかの原因があり、体のどこかでわずかな維持機能の狂いが起こっても
ホメオスターシスの3つのシステムが、
常に、必ず正しい均衡に戻そうとしてくれます。
ですから少々のことでは病気になって現れることはありません。
           ↓
んが、こうした狂いの積み重ねにホメオスターシスが対応仕切れなくなると
やがて病気となって発現してきます。
           ↓
ですから目先の症状を抑えても、ホメオスターシスの狂いを修正しなければ
再発・余病なども含め、完治に至らないことがあります。
           ↓
ホリスティックは、このホメオスターシスを常に理想的に維持することを
真の目的にしています。





免疫力・・・注目される言葉ですが
栄養と免疫力は、ホメオスターシスによってコントロールされ
切り離せない関係にあることから・・・
免疫力は栄養によって強くも弱くもなります。

免疫力(免疫細胞)は、ホメオスターシスの一部にしか過ぎませんから
内分泌系や神経系が密かに低空飛行を強いられている時は
三つ巴のバランスが崩れていることを意味しているため
免疫細胞が、独断で、且つ突出して働くことが出来る環境も
望みにくくなります。

 このことが・・・
 
免疫力を引き上げるだけでは、健康を取り戻しにくい理由です。

 ・・・たとえば
 免疫力を落とす感染症の陰に内分泌系や神経系の不具合が隠れていると
 免疫力UPの手段だけでは、ホメオスターシスは思うように
 動いてくれないことがあります。

  インターフェロン、免疫力UPサプリメント、波動力学・・・。
  効果があるネコちゃんと、無いネコちゃん・・・。
  心当たりがお有りの方も多いのではないでしょうか?

 望みを託したい免疫細胞と言えどもただの細胞です・・・。
 栄養失調や周辺環境のサポートなしには働けません。

 免疫細胞は、互いに情報交換をするといった勉強もしなければなりませんし
 合図を送ったり、合図を受けて行動に出たり、仲間を増やすことも必要です。


 ビタミンとミネラル補給をすることで、「免疫力が上がった!」と実感することは
 不思議でもなんとも無いこと・・・・。
 そこには<ビタミンとミネラルに支えられた正しい代謝>という過程を経ることで
 <免疫細胞が働くことが出来る環境づくりが整う >という関連性
があるわけです。






身体に必要な様々な栄養素が<代謝>を通じて備わることで

 ・交感神経と副交感神経(両方で自律神経と呼びます。)は正しく働き、
           ↓
 ・臓器を正常に動かすことが可能になります。
           ↓
 ・各臓器が正しく働くことで、漸く必要なあらゆるホルモンが分泌され
           ↓
 ・栄養は効率よくそれぞれの細胞にエネルギーの元として取り込まれ
           ↓
 ・これらを受け取った細胞たちは、代謝を重ね、不要物質を放出し
          ↓
 ・元気になり、活躍し
           ↓
 ・さらには正しい遺伝子を持つ細胞の生まれ変わりを可能にします。



 不要なもの(外部からの侵入や老廃物の排泄)を
 徹底して排除できる体内環境を整えることが出来るのも
 十分な栄養があってこその技であり、力であって
 健康は・・・元気な細胞の正しい働きなくしては得られません。
 



食から見たホメオスターシスに大事なのものは・・・

 代謝の原動力になる栄養素と
 代
謝を促進させる補酵素であり
 水分と共に有害物質を排泄に導くことに尽きます。


   *新鮮で十分な水(ネコさんの悲願・・・)

   *ミネラル

   *
ビタミン

   *
必須アミノ酸郡


   *
3大栄養素 タンパク質、脂肪、炭水化物

   *
4番目の栄養素と言われる2つの食物繊維

   *有害物質の除去は言うまでも無く・・・です。  
                (必要順は個体差を見極めて)



これら必要なモノを体が求める場所に送り込む為には
口から入るご飯の質と量はもちろんのことですが
前提である<有効に取り入れる腸環境>が無くてはなりません。
ご飯に見合うだけの(内分泌に不足する)消化酵素
*も必須です。

そして、害になるものは、そこから一歩も中には通さないという
強く、且つ柔軟な腸そのものを、各種栄養で作り上げることが必要です。





理想はあくまで理想であって・・・
しかしながら、時には栄養摂取自体が厳しくなる場合も起こります。
その時には『命を支える強い何かの力』を求めざるを得ませんが

   そうなる前に
   そうさせないために

   今、出来ることから
   貴方とネコちゃんが一緒に踏み出せたなら
   ホメオスターシスを守りぬくことも夢ではないと考えます。

   獣医さんが大好きで、治療やお薬が大好きな子でないのなら
   夢を少しでも現実にしなくちゃ・・・・。


  健康な子達よりも病気を抱えている子達ほど
  沢山の必須アミノ酸郡とビタミンとミネラルが必要であり
  これらを使って健康な子達よりも高い代謝効率を経て
  必要エネルギーレベルを確保し、
  かつ解毒を促進させ
  強い&正しい遺伝子を持つ新しい細胞を生み出し
  ホメオスターシスから底上げを図らなければれ
  健康は取り戻せません。

  本来は、病気になる前に必要なことです。







   *内分泌に不足する消化酵素
     <代謝を促すための触媒の働き>を受け持つ酵素は
     体内合成が出来るものとそうでないものがあり
     体内合成出来るものであっても生涯における量は限られています。
     もし、外から供給されなければ、生合成に頼る以外に手段はありません。
     結果として、ホメオスターシスの内分泌系は疲弊することになります。
     健康を維持するには、消化と吸収を助ける意味でも
     腸管免疫を守る意味でも、ホメオスターシスの疲弊を遠ざける為にも、
     食品から摂取できるものは、積極的に取り入れることが重要です。








(加筆修正中)






Cat's専科NinnaNanna2nd Room
いかなる場合においても、保証の限りではありません。
お読みになる全ての方の責任においてご判断ください。